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ラオンセキュア、日本生体認証サービス「TouchEn OnePass」のMAU700万突破…年内1000万突破も視野

2025.05.14

本の金融機関・教育機関へサービス拡大金融分野のセキュリティ脅威の中、生体認証需要が急

安定した収益構造を確保クラウド基盤の認証事業のグローバル拡大を加速
 

ラオンセキュアは、日本国内で成功的に定着した生体認証サービスのMAU700万を突破し、グローバル認証市場での成長性を示している。

 

ITセキュリティ・認証プラットフォーム企業「ラオンセキュア(代表 イ・スンヒョン、イ・ジョンア、042510)」は、自社の日本向け生体認証サービス「TouchEn OnePass」の日本国内月間アクティブユーザー数(MAU)4月末時点で700万を突破したと発表した。これは昨年末以降わずか4か月で100万以上増加した数値で、現状の成長速度を考慮すると年内に1,000MAU達成も可能と見込まれる。

 

TouchEn OnePassはクラウド基盤の生体認証サービスで、指紋や顔などの生体情報を用いた本人認証により、高いセキュリティ性と利便性を同時に提供する。ラオンセキュアは同サービスを日本の金融機関、フィンテック企業、教育機関に提供し、安定した収益基盤を構築している。

 

特に昨年、日本最大のインターネット銀行住信SBIネット銀行および同銀行子会社NEOBANKテクノロジーズと約35億円規模のOnePass供給契約を締結し、日本市場でのシェア拡大を本格化させている。

 

最近の日本では約27,000億円規模のオンライン証券口座ハッキング被害が発生しており、セキュリティ・認証技術への需要が急速に高まっている。日本金融庁や主要証券会社は、生体認証や多要素認証の導入を積極的に検討しており、ラオンセキュアはこの環境変化が自社クラウド基盤生体認証サービス拡大の強力な追い風になると期待している。

 

ラオンセキュアは生体認証サービスに加え、ブロックチェーン基盤の身分・資格認証統合プラットフォーム「OmniOne Digital ID」を日本の大手企業や公共機関と共に技術検証(PoC)を実施し、顧客基盤を拡大している。

 

イ・スンヒョン ラオンセキュア代表は「MAU700万突破は技術競争力だけでなく、海外認証市場での現地化戦略が成果につながったことを示す重要な指標だ」と述べ、「日本での成果を足がかりにアジアや北米市場への展開を進め、デジタル認証分野のグローバルリーディングカンパニーとして飛躍する」と語った。

 

また、ラオンセキュアは世界で初めてFIDOグローバル認証を取得しており、FIDOアライアンスの理事会メンバーとしても活動中だ。国内金融機関では初めて生体情報認証技術を導入し、生体認証技術の普及に貢献している。さらに、自社ブロックチェーン基盤DIDプラットフォームで実現したモバイル身分証にも独自生体認証技術を組み込み、安全性をさらに強化している。